2011年5月14日土曜日

市民目線の活動継続


市民目線の活動継続

県議会4年間の支援に感謝

 3月11日に発生した東日本大震災の衝撃は遥か伊東にまで及び、先行きの見えない経済被害として大きな爪痕を残すこととなりました。この状況からいち早く立ち直る事、これを教訓として県の震災対策を再検証する事が県議としての任期最後の大きな課題となりました。
 
 しかし、再選は叶わず、職務を果たせぬままに任期を終える事は私の力不足とはいえ悔いを残す結果となりました。ご支援を頂いた皆様には誠に申し訳ない思いでいっぱいです。
  
 この4年間さまざまな行政課題に対し、私なりに道筋をつけてきたとの思いですが、引き続き取り組むべき課題の多々あります。特に

   ① 市内経済活性化のための観光再生
   ② 東日本大震災の経験を生かした防災対策
   ③ 医療スタッフ確保のための東部医科大学誘致
   ④ ドクターヘリ夜間飛行の早期実現
   ⑤ 馬場の平スコリア採取の再検証
   ⑥ 地デジ移行後の関東圏放送の継続視聴
   ⑦ 伊豆半島における地熱発電の事業化等

これらは最優先課題です。

 一方、既に事業採択されているとはいえ、吉田地区国道4車線化事業や富戸三の原地区産業廃棄物中間処理施設建設事業等は地域住民の総意を反映させたものとはとても言い難く、改めて事業計画の見直しがなされるべきと考えます。

 これからの政治は、地方政治のみならず、国政においても、そこで暮らす地域住民の意思がしっかりと反映される仕組みを持たねばなりません。私は今回残念ながら議席を失いましたが、今後の伊東市や伊豆半島の発展を考える時、これからも市民のひとりとして可能な限りの政治活動は続けていきたいと思います。

 4月29日付で任期満了を迎えました。市民の皆様には、この4年間県議会議員として充実した活動をさせて頂いたことに心よりお礼申し上げます。

                                     中田次城