2009年11月10日火曜日

看護士確保対策

 現在開会中の県議会決算特別委員会(会期10/30~11/20まで)の中で『看護士確保対策』を取り上げました。
 
 県の平成17年度に策定した第6次看護職員需給見通しでは平成22年度には県内の看護士の充足率が99.9%となると明記されていますが甚だ疑問です。
伊豆地区の各市町の公立病院などの看護士不足は深刻でデータの根拠をきちんと説明してほしいと思います。
 それに対し森田医療人材室長は『充足率は供給実数ではなく、政策努力による成果を加味した目標数値で計算している実数で計算した場合、特に東部や伊豆地区ではかなり下回っているにが実態であり、今後は供給実数で計算していきたい。』との答弁。

 看護士が不足している医療施設の現場では、看護士の加重労働で離職などの悪循環が起きています。県の担当者は地域別、医療施設別の充足状況をもっと正確に把握して示すべきであり、そうでないと議会や県民に誤解を与えることになり有効な政策対応がますます遅れてしまうことになります。

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