2010年9月15日水曜日

山田 正彦 農水大臣に陳情

 台風9号による流木などで川奈の定置網が多大な被害を受けたことに伴い、静岡県定置漁業協会(長谷川航代表理事)は17日までに、山田正彦農林水産大臣に漁業関連共済への支援強化を求める要望書を提出しました。
 
 漁業共済は、漁獲共済と漁業施設共済制度がありますが、掛け金が高額なため、いとう漁協では施設共済には入っていません。その施設共済の掛け金は、川奈定置網で年間1千万円に及ぶそうです。このため、協会では漁業施設共済の掛け金引き下げや漁獲共済の支援強化など災害制度の改善を要望し、併せて今回のような台風による漂流ごみに対する広域による処理体制を求めました。
 
 渡部周総務副大臣の案内で、私と日向彰県水産業局長が同行しました。山田大臣は政府としての補償は難しいとの考えを示した上「漁獲共済については、来年度予算の概算要求で、漁業者の負担を2分の1にする補助金を計上した。施設共済については予算が足りず今回は要求できなかった。今後の課題としたい。」と回答した。
 
 渡辺総務副大臣は『総務省でも、被害への対応を県単事業で行う場合には特別交付税の手当てを検討する』と話して頂けました。

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