2010年9月30日木曜日

県文教委員会報告

 県議会文教警察委員会が開催されました。私は、併設する診療所の常勤医の不在が続き、存続のあり方が課題となっている県立東部支援学校川奈分校の必要性について質問しました。

 『川奈分校は虚弱児施設川奈臨海学園の開設に伴い市立川奈小学校の養護学級としてスタートしてから55年が経過し、これまでに多くの実績を積んできた貴重な施設である。現在は併設する診療所に常勤医が不在であるが、市内の医療機関のご協力を頂く中で生徒達の健康管理にあったている。県教育委員会としてはこの分校の担う役割の重要性を再確認し厚生部などと連携を取りながら存続を前提にした様々な努力をしていくべきである。』と訴えました。

 これに対し、望月特別支援教育推進室長は、「川奈分校がこれまで担ってきた役割の大きさや、施設の必要性は十分認識している。医師確保策や、市内医療機関との連携についても厚生部と情報を共有しながら、これまで通り存続が可能となる様に努め、関係機関にも働きかけたい。」と答弁を頂きました。常勤医の確保に苦労していますが、市内のお医者さんのご協力も頂いています。県教育委員会では、お医者さんが常勤していないからダメだと考えるのではなく必要な施設だからこそ、残す為に何をすべきなのかを考えなくてはいけないと思います。

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