2010年12月24日金曜日

馬場の平スコリア問題








 伊東市鎌田の馬場の平スコリア問題で、温泉組合や観光協会・鎌田区の代表などでつくる『馬場の平の環境を守る連絡協議会』の皆様と川勝県知事に要望書提出のため県庁を訪れました。
 要望書の内容は
 『県はスコリア採取に伴う影響調査を実施しているが、従来の水源影響に加え、新たに温泉源への影響調査も加えてほしい。』というものです。
川勝知事からは『温泉は伊東温泉の存在に関わる重要な基盤である。温泉源の調査もやりましょう。』と明快に回答を頂きました。
温泉源の湧出量のデータ(上のグラフを見て下さい)を見るに、第一期スコリア採取事業を開始した昭和46年から今現在の平成22年まで約15,000ℓ/分低下しています。
写真を見て頂ければわかりますが、これが昔皆さんが遠足などで訪れた馬場の平とは思えないほど、山を削られ、掘られている状態です。川勝知事が現地視察に訪れた際、『これだけのことをして影響がないなんて中学生でもわかる』と声を荒げる位の惨状となっています。伊東温泉を守るためには、因果関係をしっかり検証し、影響があるという事であれば、何としてでも伊東温泉を守らなければなりません。けっして、鎌田の事だけではありません。
伊東市内全体のことになります。そのためにも伊東市民の皆様にもあらためてお考え頂き、ぜひご協力をお願いしていきたいと思います。

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