21日鎌田会館にて、スコリア採取事業の問題で調査を行っている専門家の先生4人と地元住民、事業者との意見交換会が開かれました。
私は県議会で、伊東市鎌田のスコリア採取地に隣接する丸善ランド分譲地の井戸水位が低下傾向にある問題を指摘し、県は専門家に調査を依頼、スコリア採取との因果関係などを調べてきました。
当日は、土 隆一先生(静岡大学名誉教授)・徳山 明先生(元 富士常葉大学長)・藤川格司(富士常葉大学教授)山口康裕(環境カウンセラー)の方々に専門的知見からアドバイザーとして参加頂きました。スコリアの採取量と井戸水水位が別々に推移していることから、両者の関連性に否定的な見解や、「井戸方向への浸透が次第に失われる。温泉地帯や山地斜面に集落がある場所で山地をカットする事は望ましくない。」「浸透水の減少に繋がる恐れがあり、温泉水の減量や低温下の危険性も考えられる。」など意見が交わされました。
今後も、調査を進めて行きたいと思います。
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