2010年10月7日木曜日

9月議会報告

 県議会9月定例会の閉会にあたり、伊東市民の皆様に関わる審議の一部をご報告いたします。

 まず第一点目は、9月8日の台風9号の被害における災害復旧のうち、伊東市川奈港の流木被害に関する補正予算は、災害土木復旧費と港湾災害関連事業費合わせて、1億1000万円を見込み計上し、可決しました。今後は国の災害認定基準に基づき査定されることになりますが、現行の災害支援制度が実際の被害に対して充分な対応となっていないことも事実であり、今後国や県に対して制度の充実を含め、しっかりと働きかけていきたいと思います。

 

 第二点目は、国立伊東重度障害者センターの統廃合問題についてですが、私は担当委員会ではありませんので、同じ会派の先輩議員に委員会での質問を依頼し、県当局の現状認識を正しました。健康福祉部佐野障害者支援局長からは、「県としては報道で知った限りで直接何も話は聞いていない。国の方針を正確に把握したうえで、存続を求める地域の声を尊重しながら、県としても対応していきたい。」との答弁がありましたので、今後は市と県が連携をもって国へ働きかけることに努力したいと考えています。

 

 第三点目は、議員発議による県議会の議員定数削除条例案が可決しました。現状の74名から69名へと5名減となります。伊東市は従来より1人区ですから変化はありませんが、隣の下田・加茂地区が2名から1名へと1名減となります。ちなみに、この問題について、私達会派は7名減を主張してきました。
 又、県議会の会派構成につきましても、11月1日付けで私達平成21(21名)と民主党・無所属クラブ(4名)が合併する予定で、新会派「民主党・ふじのくに県議団」は、県議会の最大会派としてスタートします。

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